FCデザイン

研究・教材用 コモンレール燃料噴射
ディーゼルエンジン・動力計のご紹介

#080430 【製品情報】

コモンレール式燃料噴射装置

コモンレール装置の各部品 研究用に各ユニットを集合してツールワゴンに搭載しています。各ユニットの分離も可能です。

コモンレール式燃料噴射とは、ディーゼルエンジン用の電子制御燃料噴射装置です。130から200MPaといった高圧に昇圧された燃料をコモンレール用のインジェクタ(電磁弁)から噴射します、コントローラは噴射量やタイミングをコントロールします。

コモンレールインジェクタはガソリン用のインジェクタよりも応答性(開・閉弁にかかる時間)がかなりよく、一回の燃焼で複数のタイミングに分けて噴射する事が可能で、量産車では多段噴射によりエミッションや燃焼音をコントロールしています。

こうした自動車用ディーゼルエンジンの進化や時代の要請を受け、自動車以外の分野に対しても大学や各種研究機関で、コモンレール式燃料噴射ディーゼルの実験・研究が企画・実施されており、コモンレール式燃料噴射に関するお問い合わせを多数頂いております。

2004年にFIシステムにインジェクタドライバを加えた研究用システムを開発しましたが、今回はさらにタイミングコントロール装置を開発し、多段噴射の実験にも対応できる様にしました。

ディーゼルエンジン動力計として

ディーゼルエンジン動力計 写真はディーゼルエンジン・動力計

コモンレール燃料噴射装置の各部品は量産品を転用します。これを当社製のコントローラでコントロールしています。単純に従来の噴射ポンプの代わりにとりつけて任意の圧力、噴射タイミングでの実験を行う事はもちろん、エンジン本体へインジェクタを取りつけて本格的に各種の実験を行っていただくことが可能です。

コモンレール燃料噴射装置としての販売の他に、各種汎用ディーゼルエンジンにインジェクタ他のシステムを取りつけたエンジンシステム、さらに当社製動力計DA10-UW(10PS型)、DA50-UW(50PS型)と組み合わせたエンジン動力計としての販売をさせていただくことが可能です。

動力計システムでは出力の他に精密燃料流量計や空燃比計測のオプションも選択でき、エンジンへの燃焼圧センサの取りつけも行っています。各種計測トータルで研究エンジン動力計として御提案させていただけますので、ぜひ一度御相談ください。

※精密燃料流量計、空燃比センサ、燃焼圧センサはエンジンもしくは動力計の追加オプションです。単体での販売はいたしておりませんので御了承ください。

インジェクタドライバ、噴射時間とタイミングのコントロール

コモンレール装置のコントローラ タイミングと噴射時間のコントローラ。
全てダイアルで変更できます。
オプションでPCソフトウエアもございます。

インジェクタは新しいタイプのDENSO製のピエゾ式をお勧めしています。旧型のBOSCH製コイルタイプインジェクタとドライバもご用意しています。

噴射時間のコントロールについては、現在は1ポイント設定で運用するコントローラ(Fi-Mdigitalコントローラ)を多段噴射対応に改良したものをシステムに加えています。1組の噴射設定(1燃焼に対する複数噴射の時間設定)で使用します。定常状態での評価にはこれがもっともシンプルで、使い易いのでお勧めしています。

噴射時間のコントローラは燃料ポンプ、燃圧リミッタ(レギュレータ)のコントロールも行います。燃圧は手動調整式で、コモンレール圧力センサの数値の表示も行います。噴射タイミングは当社製の噴射タイミングコントローラの多段噴射対応改良品で、1燃焼に対して複数のタイミングをクランク角(2回転=720°CA)で設定可能です。

噴射タイミング・時間信号 噴射タイミング・時間信号。
但馬技大のディーゼルエンジン 但馬技術大学校のDEエコランマシンのエンジン開発。当社のドライバ回路や動力計をお使いいただいています。
軽油の雲 おまけ。噴射された後の燃料。軽油の雲?
  • アナログ式圧力FBリミッタバルブ制御を導入しました。(2009年)
  • ピエゾ式インジェクタ、200MPaセンサのオプションを導入しました。(2009年11月)
  • ツールワゴン仕様を標準仕様としました(2015年8月)

カタログでご確認ください。

お問い合わせ・資料請求

当社では、目的別に様々なエンジン実験装置をご提案しています。
ぜひ下記連絡先にご相談ください。