#070426 【リニューアル記念トピックス】
研究用電子制御直噴(コモンレール)ディーゼルエンジン(2004年製作)
研究用エンジンの開発
2004年5月ごろ、研究用に噴射タイミングと噴射量を自由に変更できるエンジンをとのご要望から、当社にて開発した実験装置です。量産車用のコモンレールインジェクタ、ポンプ、電子制御レギュレータを当社製のFiコントローラとコモンレールインジェクタ駆動回路で制御しています。取り付け対象はお客様指定の汎用ディーゼル発電機で、ご希望の実験が可能なように当社でシステムを検討しました。当社では、これまでも汎用のエンジン制御・測定装置だけではなく、お客様のご要望に会わせたエンジン開発にかかわるさまざまな測定装置や制御装置を手がけてきています。
タイミングの制御
噴射タイミングは機械的に変更可能な方式で、左の写真ではインジェクタ駆動電流をトリガにタイミングライトを光らせて確認しています。現在では当社の研究用装置のラインナップにエンコーダを用いた噴射タイミング変更装置がありますので、運転中に連続的に変更することが可能です。今回の装置では1燃焼あたり、ひとつのタイミングで噴射時間をコントロールする目的でしたので、Fiシステムコントローラを転用しています。Fiシステムのコントローラの設定分解能は1/1000msec(1μsec)です。お客様のご要望にあわせて、噴射タイミング回数を設計することも可能です。
仕様
インジェクタ、ポンプ、レギュレータは量産車の部品を転用していますので、最高圧力はその仕様に準じます。量産の電子制御レギュレータは当社で作成した駆動回路で、手動でコントロールします。左の写真ではインジェクタ部にKistler製の高圧用圧力センサを追加しています。ポンプは別途ACモータとコントローラで制御しています。インジェクタは専用の駆動回路をマイコンで切り替え制御するユニットを作成し、外部から高圧の電源を供給し使用しています。噴射時間はFiシステムコントローラから指示する仕様になっていまので、専用ソフトウエアである「Setting Workbench」で自由に噴射時間設定を変更することが可能です。実験用に噴射時間を1点でコントロールする場合はFi-Mデジタルコントローラを使うことも可能です。噴射時間やタイミングの設定が任意で、しかも運転中に変更できますから、多種多様な燃料を用いた試験に使うことが可能です。もちろん、エンジンはお客様のご希望の機種で作成できます。
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当社では、バイオディーゼル燃料などのディーゼルエンジンを用いる研究用のエンジン装置を、設計・製作させていただきます。
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