廃天ぷら油で走る車
FCデザインでは、廃天ぷら油(WVO=ウェスト・ベジタブル・オイル)で走る車を運用しています。
簡単な車の改造が必要ですが、廃天ぷら油をろ過しただけの燃料でディーゼル車を走らせることができます。
回収してきた廃天ぷら油を赤いポリタンクに入れて電源を入れると、ろ過フィルターを通って青いポリタンクに流れる仕組みになっています。
軽油を使うよりもずっときれいな排気ガスが特徴。
白い煙が少し出るくらいで、黒煙は出ません。
軽油のような刺激臭がなく、天ぷらを揚げているような匂いがします。
廃天ぷら油を燃焼させて発生する二酸化炭素は、原料となる植物が成長段階で取り込んだ二酸化炭素なので、二酸化炭素の量はプラマイゼロ。
廃天ぷら油は二酸化炭素の量を増やさないカーボンニュートラルな環境にやさしいエネルギーなのです。
ディーゼル車を少し改造しています。ろ過した廃天ぷら油の粘度を下げるために、温まったエンジンの冷却水を利用して熱交換しエンジンに取り込みます。
この車の車検証です。「燃料 バイオディーゼル100%燃料併用」と書かれています。
廃天ぷら油で走るように改造して15万キロ近く走っていますが、トラブルはほとんどありません。
ディーゼル燃料を使う農機具も改造可能です。
廃天ぷら油の車にご関心がおありでしたら、お気軽にご相談ください
エンジンや車の構造を理解しているFCデザインなら、導入からメンテナンスまで幅広く対応します。
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