FCデザイン株式会社は「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に取り組みます
わたしたちはものづくりを通じて、持続可能な社会の実現に取り組んでいます
わたしたちFCデザイン株式会社は、エンジン開発とその制御、計測機器を完全自社開発している会社です。
製品は教育・研究の現場や個人の創造活動まで、幅広い場面で活用されています。
FCデザインは経営理念である「開発の楽しさを多くの方に伝える」のもと、
持続可能な社会の実現に率先して取り組んでいます。
SDGsの取り組み内容
使用済み天ぷら油を燃料として再利用
■廃天ぷら油で走る車
地球温暖化対策が緊急の課題となる中、使用済み天ぷら油は化石燃料の代替燃料として期待されています。
FCデザインでは、使用済み天ぷら油(WVO=ウェスト・ベジタブル・オイル)で走る車を運用しています。 家庭や食堂などから回収した使用済みの天ぷら油(廃食用油)が、ディーゼル車の燃料となるのです。
使用済み天ぷら油を燃焼させて発生する二酸化炭素は、原料となる植物が成長する過程で取り込んだ二酸化炭素なので、空気中の二酸化炭素の量が増えることはありません。つまり二酸化炭素を増やさない、差し引きゼロなカーボンニュートラルエネルギーなのです。

植物油燃料の違い
SVO | 純植物油を直接燃料として利用 |
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WVO | 廃植物油を直接燃料として利用 |
VDF、BDF (バイオディーゼル燃料) |
植物油にメタノールを使って粘度の高いグリセリンを取り除き、脂肪酸メチルエステル化したもの。 メリット/燃費や走行性能は軽油とほぼ同等。 デメリット/製造の手間とコストがかかる。 |
当社で使用しているWVOは大掛かりな設備を導入しなくても、使用済み天ぷら油を濾過するフィルターと熱交換器をエンジン部分に取り付けるだけなので、コストがかからずシンプルです。

エンジンには、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ロータリーエンジンなどがありますが、廃天ぷら油で動くのはディーゼルエンジンだけです。 しかし最近のディーゼル車は、燃費効率を上げるためにプラグに霧状に噴射する仕組みになっており、廃天ぷら油を使うとフィルターが詰まりやすくなるのが難点です。 また、オイルの汚れも詰まりの原因になるため、濾過の過程が非常に大切になります。
廃天ぷら油で走る車のページもご覧ください。
■農業の現場でも大活躍
東広島市志和町の農園「はなあふ」さんが、使用済み天ぷら油でトラクターを運用しています。 エコで経済的で持続的だと、大変好評です。
はなあふさんブログ
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■教育現場でも活用されています
エンジン発電機やエンジン動力計も、廃天ぷら油で運用することができます。
学生実験などにおいてエンジンの性能計測の実習を行うことができる“デスクトップ型超コンパクトエンジン動力計” をラインナップしています。コンパクトながら本格的なエンジン性能試験、エンジンマネジメントができます。
【製品紹介】研究・教材用機器
廃天ぷら油の車やエンジン発電機にご関心がおありでしたら、お気軽にご相談ください
エンジンや車の構造を理解しているFCデザインなら、導入からメンテナンスまで幅広く対応します。
FCデザイン株式会社 〒735-0006 広島県安芸郡府中町本町2-1-48 藤本ビル1F
082-287-0211
info@fc-design.jp
その他の取り組み
ソーラーパネルの設置
FCデザインでは、社屋の屋上などにソーラーパネルを設置しています。ソーラーパネルは蓄電することもでき、効率よく電気を使うことができるため、節電にも役立ちます。 ソーラーパネルを十分に活用することで、月々の電気代の削減をすることだけでなく、太陽光エネルギーを利用することで二酸化炭素の排出量を減らし、環境に貢献することができます。
職住近接
FCデザインでは、従業員が安心して働けるよう、本社近隣に社宅を完備しています。
通勤時間が短縮されることで、通勤時のガソリンが減らせるほか、家族と過ごせる時間が増える、従業員の健康増進など様々な効果があります。