廃天ぷら油コージェネレーションシステム
廃油濾し方
濾過装置、濾過装置の説明、作業方法
廃てんぷら油は回収したままでは使用できません。
正しく濾過することでエンジンの燃料として使えるようになります。
設置場所で廃てんぷら油をろ過できるようにろ過システムを準備していますのでご説明します。
こちらが廃てんぷら油のろ過装置になります。
赤いほうがろ過前のタンク、青いほうがろ過後のタンクになります。
吸込み口には粗目のフィルターが付いており、大きなゴミ(揚げ物のかす等)はここでトラップされます。
この3つのフィルターを通ることで廃てんぷら油がエンジンに使える燃料になります。
この燃料ポンプが廃てんぷら油を吸込み、送り出しています。
では、早速実演してみましょう。
今回は量の変化が見えやすいようにポリタンクの代わりにペットボトルを使います。
回収してきた廃てんぷら油をろ過前タンクに入れます。
タンクに吸込みチューブタンク内に入れます。
出口のチューブをろ過後タンクに入れて、ポンプの電源スイッチを入れると
ゴミが取り除かれてきれいになった廃てんぷら油が出てきます。
このように簡単に廃てんぷら油の濾過が可能です。
これなら導入した先で廃てんぷら油を集め、自前でろ過することが出来ます。
学校なら生徒さん、企業なら従業員さんに各家庭で出た廃てんぷら油を持ってきてもらい、ろ過されて燃料になっていくのを見ることが出来、さらにそれを燃料にして発電したり、お湯が沸いたりするのを見ることが出来たら、廃てんぷら油発電によるカーボンニュートラルがより身近に感じられるかもしれませんね。
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