動いて試せる、インジェクション・エンジンベンチ
「実際に動く」
教材用インジェクション(燃料噴射)エンジンは、単なるインジェクションシステムのモックアップなどではなく、 実際にインジェクションでエンジンが動く教材です。 コンパクトなボディーに、分解組立て実習が可能な産業用エンジン(ホンダGC135は廃番。入手可能なエンジンはお問い合わせください。)、 電子制御インジェクションに必要な部品や測定器などがすべて搭載されています。
たとえば換気に注意さえすれば、普通の教室でも実習が可能です。 電子制御インジェクションに必要な装置の説明や機能を、実際に動いている装置を前にして説明できるだけでなく、 噴射設定を変更することにより、空燃比制御がエンジンに及ぼす影響も実際に体験することができます。
※ 振動がありますので比較的丈夫な机が必要です。
「実車両と同等のインジェクションシステム」
教材用インジェクション(燃料噴射)エンジンに搭載した電子制御燃料噴射システムは、 モーターサイクル用インジェクションとほぼ同じ構成を持っており、 実際キャブレター仕様のモーターサイクルに取り付ける製品として当社で開発・販売しているものです。
このシステムは、燃料噴射に関するほぼすべての設定を接続したパーソナルコンピュータ上から変更することができますので、 非常に汎用性が高く、これまでモーターサイクルに限らず、燃費競技車用、研究エンジン用などに幅広くご活用いただいております。
※ 回転ピックアップのみ実車とは異なり、1回転1パルスで動くよう構成されています。点火制御は開発中です。
「自由度の高い噴射設定」
基本噴射時間の制御はスロットルスピード式(α-N式)、スピードデンシティ式(D-Jetro式)からお選びいただけます。 他に暖機補正、始動増量補正、始動時噴射時間、非同期噴射、加減速補正(D-Jetroのみ)、 フューエルカット、レブリミッタ等の設定パラメータがあります。
これらのパラメータはコントローラとシリアルポートで接続したPC上で、専用ソフトウエアにより グラフィカルに表示・編集することができます。また回転速度やエンジン温度、空燃比などを画面上に表示することが可能です。
※ D-JetoroはBOSH社の商標です。
「空燃比制御の実験をやってみよう!!」
インジェクションコントローラは暖機中は暖機補正により、空燃比を濃い目に制御したり、 急加速時には補正噴射で空燃比の落ち込みを防ぐ制御をします。 本体に取り付けられた空燃比センサでその様子を観察することができます。
また噴射時間は専用ソフトウエアによる設定の書き換えのほかに、ダイアルで増減することができますので、 このダイアルを増減させ、リッチ・リーン側の失火限界や、もっともトルクの出る空燃比はどこかといったような実験を 簡単に行うことが可能です。
「加速度型動力計」
加速度型動力計は、慣性負荷を加速する加速度を計測することによりトルクや出力を測る方式の動力計です。 教材用インジェクションエンジンにはエンジン背面に大きめのイナーシャが取り付けられており、 エンジンのスロットルを開けて回転速度が上昇する際に、これの加速度を専用のコントローラ&ソフトウエアで取得し、 トルク、出力としてPC画面上に表示することができます。
他にはスロットル開度、空燃比、吸気管圧力(D-Jetroのみ)、エンジン温度を同時に取得表示することができます。 またデータをCSVファイルに出力することができますのでエクセルなどの表計算ソフトウエアで解析することもできます。 たとえば、空燃比とトルクの関係を解析することも可能になります。
「研究・教育にお勧めです」
実際に試して動かすことによりエンジン制御の理解を深める、新しい形の燃料噴射の教育教材として、 教材用インジェクション(燃料噴射)エンジンをお勧めします。 他にも、小型産業用エンジンやその周辺技術の開発、ライン上での性能チェック用にもお勧めしています。
回転速度を一定にした状態(定常)での出力計測や燃料消費率の測定など、より高度な実験・研究には 水冷式電気動力計、DA10-UW、DA2-UWをお勧めします。 新規導入、旧設備の代替に教材用インジェクション(燃料噴射)エンジンをぜひご検討ください。 ご覧いただきありがとうございました。
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