GX100に搭載した教育用エンジンでは既にDジェトロ化しているが、今回モンキーにつけて性能確認してみました。このテストは工業系の教育機関に納品するユニットの製品チェックとして行ったものです。とりあえず仕様ですので、レイアウトや配線はめちゃくちゃです。
タンクの横の黒い箱が圧力センサーで吸気管負圧を検知して適切な燃料を噴射するように制御しております。このユニットではα-N方式もスイッチで切り替えるようになっており、用途に合わせて選択していただくことができます。今回のテストとでは、α-N方式と同様にスムーズかつパワフルに走行できることが確認できました。
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パソコンを使ってのセッティング状況です。Dジェトロでは圧力によって大体の充填量が予測できるため、白紙からセッティングするのにはさらにやりやすい感じでした。回転数も14500rpmまで力強く回りました。
何度やってもこのセッティングの作業は楽しい\(^O^)/。セッティングが進むにつれてエンジンがビンビンに元気になってくのがとてもエキサイティングだ。このレーシングカムのついたエンジンでもアイドルもスムーズで街中でも力強く走ってくれる。燃費もGood!! 噴霧形成も自在にできるので、高速のパワーもバッチリ!!
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相棒の中植氏がCPUを組立てているところ。とにかくパソコンでものを自由自在に動かせれるようにするのが楽しいそうだ。FCデザインでは開発、生産全て内製です。お客様のどのようなご要望にもお応えしていきます。要求が難しければ難しいほど燃えてきます。((~_~;)..中植)
今回DJ方式をやってみて感じたことは、DJの欠点であるレスポンス(激しい圧力変動を滑らかにするためのオリフィスを介している為、応答性が遅れる。)もプログラムの作り方やセッティング次第ではα-N並みにできるということ。すなわちスロットルセンサー無しでもエンジンが動かせれるのだ。スロットルセンサーの無いキャブのエンジンにもインジェクターだけを取り付ければ、高性能FIマシンにできるのだあ〜。 と気づいた我々だった。 えっ そんなのあたりまえだって。 \(_ _)