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「この体験記は、GX-100燃料噴射エンジンの共同開発元(現在は取り扱いされていません。)である、日晴金属株式会社の若手社員の方によるものです。」

FCデザイン


教材用燃料噴射エンジン体験記(VOL.1)  

☆体験記(VOL.2)はこちらからどうぞ!


平成14年8月 晴れ 
日晴金属株式会社  八尾事業所
体験報告  技術部  堀 雄二


貸出用サンプルがいよいよ出来上がってきたので、
早速、試運転もかねて体験してみるという大役をいただきました。
私は、平成14年度に入社したばかりの新入社員で、
エンジンの仕組みについてあまり詳しくない!?ので (こんなのでいいのかな〜(^_^;)? )
うまく出来るかどうか、今回はかなり自信がないのですが…



かなり凝ったつくりの高級感漂うこのエンジンを一目見て、
ますます自信がなくなってくるなぁ。
中学生の時に、技術の時間でちょこっと触って以来なんで
なんかどきどきしてくるなぁ。



とりあえず説明書片手にやってみよう!!







今回は換気の良い場所ということで、屋外でやってみることにしました。
やっぱり外は暑い!!ちょっと後悔。







エンジンとノートパソコンをケーブルで接続して、いよいよ開始です。







まずはソフトのセットアップから始めてみることに。







ソフトをインストールするためにCDを入れました。
うーん、なにか様子がおかしい。インストール出来ない!!



すると原因は、ソフトがWindows XPにまだ対応されてなかったのです。
いきなり出鼻をくじかれました。(*_*)
(くれぐれも皆さんはこんなことにならないように)



【補足1】 現在対応されているOSはWIN98、2000、Meです。
※ 現在のバージョンではWindows(R) Xpでも使えます。(FCデザイン補足)



今回はこのパソコンしか用意していなかったので、
ひとまずインストールは断念しました。



こんなことにはめげず!?気を取り直して、エンジンをまわしてみることに。
燃料タンクに燃料が入っていることを確認して、
いよいよ準備スタートです。



まず、バッテリ端子が取り外されているので、そちらから接続します。
(このとき先にプラス側から接続してください。)







次にキルスイッチを「ON」にし、噴射量調整のダイヤルを「1.0」に合わせます。
そして、スロットルレバーを「全閉」にして、電源を「ON」にします。
この時、電源ランプとシステム情報ランプの点灯を確認。



【補足2】 噴射量調整のダイヤルは、噴射時間(マップ全体)を定数倍することが出来ます。
これらの定数倍設定はPCから任意の値に変更することが可能ですので、調整幅を広くしたり(例えば 0.05倍〜4倍など)、狭くしたり(例えば0.5倍〜1.5倍など)することができます。








すると燃料ポンプの動作音がとまり、燃料圧力が約2.5kg/cm になっているか確認します。
いよいよエンジン始動です。



本体が動かないように手で支えながら、グリップを力強く引きます。



ブルン ブルン



エンジン始動!!



1発でエンジンが掛かりました。
もしかして才能ある!?



まず感心したのがテーブルの上に置いていてもほとんど振動が伝わってない点。
これはやはり防振構造のおかげなのでしょう。



エンジンの回転も安定したところで、いろいろと燃料噴射量をいろいろと変化させてみることに。
まずは、ダイヤルを「2.0」のところまで回してみると、
おー、エンジンがふけ上がってきて、回転数が約2900rpmまで到達!



今度は徐々に下げていきます。
それにつれて回転数もだんだんと低くなり、「0.25」のところまでいくと、
噴射量が少なすぎてエンスト寸前!!



プスン プスン



慌てて、ダイヤルをもとにもどしました。


次に、スロットルレバーを「全開」にして回してみました。



やっぱり「全閉」の時とは違い、かなりまわってます。
迫力あるなぁ。
しかしながら、回転数が約4000rpmでリミッターがきく構造となっているため、
エンジンがふけ上がる心配もなく安心でした。


ひととおり操作し終えたので、電源を切りエンジンを止めました。


説明書通りに進めて、なんの問題もなく!?
なんとか無事に試運転が終わることが出来 「ほっ」 としました。
今回はエンジンの噴射をいろいろ変化させて体験できたので
かなり満足できました。(^o^)


今回は、パソコンと接続しての作業が出来なかったので
ちょっと不十分なのがいまいちなんですが。


次回は、きちんとパソコンに接続して報告しま〜す。(^_-)

☆体験記(VOL.2)はこちらからどうぞ!


教材用燃料噴射エンジンの詳しい内容はこちらから。


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