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2002 Econo Power in GIFU
主 催:中日本自動車短期大学
協 賛:岐阜県高等学校教育研究会
会 場:日本ライン自動車学校(岐阜県加茂郡坂祝町)
開催日:2002年11月10日(日)
競技内容:省エネ・カー競技 結果はこちら
       電気自動車競技/ハイブリッド・カー競技 結果はこちら
大会レポート
最高気温10℃、1日中曇でかなり寒かったですが、風もなく絶好の競技日よりでした。
参加台数は約70台、地方の大会とはいえ盛大で活気のある大会でした。
本大会は中日本自動車短期大学が主催しておられます。学校が主催する唯一の大会ではないかと思います。感謝!
右は燃料電池(大同メタル製)
中は水素タンクです。貯蔵合金タイプです。
右は燃料噴射搭載車。大会の技術レベルもどんどん上がってきています。
すごいぞ NOVA! と応援したくなるようなすばらしい車両です。
高校生チームの車もかなりレベルアップしている。
旧ファイヤーボール号は燃料電池車として活躍中
1周600m弱のコースは広さも十分、走行台数を8台に制限しており、安心して競技が行えます。
トレッド規制の無いEVカーは、幅が狭く、空気の抵抗感無くスムーズに走行。ただ、これ以上トレッドが狭くなると横転など重大事故の発生は必至と思われる。他の大会も含めて安全対策が必要なのではないか。
EVのスタート風景のビデオはココをクリック(344k)。
高校生チームとはいえ、かなりポテンシャルのある車両も見うけられる。作るだけでなく、燃料制御性を上げる、動力を計測するなどしてセッティングを詰めればかなりの記録が出ると思われる。
従来通り、燃料タンクのみの計測方法だが全国大会のような問題視されるような記録は出てない。参加者のモラルの高さが伺える。
この方法では容量変化するキャブレター内の燃料は計測できないのが問題だ。自己申告した上位チームだけでも全重量計測すれば、競技としての信頼性が高まり、参加者の挑戦意欲もさらに上がるだろう。
左はかつてチームファイヤーボールの監督兼ドライバーとして活躍した尾辻さん。久々に姿をあらわしました。とてもうれしそうです。
ずらりと並んだ燃料タンク
FB号は依然カラーリング無しの製作段階。広島大会でのエンジン始動不良は燃料の気化改善を行い完治した。記録も大幅に向上。
FCは招待チームとして、デモ走行を行いました。記録は2348km/L。気温が低く記録は伸びませんでした。来年は新エンジンで頑張ります。
場を盛り上げて頂いたレースクイーンはここで退場。お疲れ様でした。
宴会が終わると入浴。その後は、校舎フロア-でのキャンプ。少年の頃の野外活動を思い出すような光景でした。
FC号とFB号は計測誤差の無い全重量方式で計測致しました。インジェクターからタンクまでのすべての燃料を計測します。