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FancyCarol

高知エコパワーレースで使用した日本のレギュレーションに合わせた
計測精度の高い エアー加圧式FIの紹介

総論 general
燃料タンク脱着方式である日本のレギュレーションに合わせて、国際スタンダードであヨーロッパの計測方法を参考に以下の方式を提案した。
本構造は、フューエルポンプを用いたFIシステムと比較して非常にシンプルで安価なため、本システムを採用すれば、スクールクラスも含めFIが広く浸透すると考えられる。
詳細計測方法

スタート前
1)燃料タンク上流のエアーバルブ(ON/OFF弁)を開き、燃料系全体に圧力をかけ、
  燃料タンクについているマニュアルバルブを閉じる。
2)エアーバルブを閉じ、燃料タンクキャップを開ける。
3)燃料を規定のラインまで入れる。
4)燃料キャップを閉じ、エアーバルブを開き燃料タンク内の燃料にエアー圧をかける。
5)マニュアルバルブを開く。
6)燃圧を記録する。
 車をスタートラインまで運びスタートさせる。


ゴール後
1)システム全体が見えるように上カウル全体をはずす。
2)燃料系にエアー、ベイパーが噛んでないが確認し、噛んでいれば燃料タンクへ導き取り除く。
3)燃圧を確認し、もし、スタート時点より下がってっていたら、レギュレータで調整し直してからマニュアルバルブを閉じる。
 
(マニュアルバルブが確実に閉まっていることを確認する。)
4)加圧した燃料が飛び散らないように燃料ホースを切断する。(ワンタッチカプラー使用の場合は、カプラーの脱着で可。)
5)エアーバルブを閉じ、燃料キャップを外す。
9)燃料タンクを取り外し、消費量を計測し、規定の走行距離を消費量で割って、 リッター当たりの走行距離を算出する。

<バルブ、キャップ類はすべてオフィシャルの指示に従って、エントラントが脱着、開閉する。>

上記計測方法に対して、または燃料計測全般について、御質問、御意見、御相談のある方は、 こちらまで。