省エネカーレース　（エコマラソン）とは？

一人乗りの自作自動車でサーキットコースを定められた周回数走行し（約20km）、平均時速25km/h以上でどれだけ少ない燃料で走行できるかを競うﾚｰｽ。リッター当りの燃費は換算して算出する。1973年イギリスのソートンにあるシェル研究所内で開催された競技がきっかけとなり，1976年フィンランドで始めてこの競技が一般も含め開催された。現在は世界規模で開催され約2000チームが競い合っている。 シェル石油が主催するSHELL　ECOMARATHONが世界的に有名。　残念ながら日本では2000年を最後に中止となってしまった。他にはホンダ主催の　エコノパワーレースや地方の大会がある。


社会的意義
自動車文化に貢献。
将来の低燃費車のあり方を示唆。左は省エネカーそっくりの公道走行可能な2人乗り乗用車（フォルクスワーゲン試作車）　何と100km/L!!

技術者の育成　
技術開発競争の自動車レース。究極の物作り過程、自動車という高機能体の設計、製作過程は技術者教育そのもの。　社会人技術者　工業系大学、高校で取り組み成果を上げている。


省エネ意識を高揚、啓蒙。