FancyCarol is Ecomarothon Team in Japan
ホーム エコマラソンとは? 活動概要 技術情報 エコラン掲示板 リンク 管理者 問い合わせ
FancyCarol

今後、海外のすばらしいチームを順次紹介していきます。

We are introducing about wondeful teams in the world!!


These are TIM's rearview.
Their design of break system, speed sensing and sprocket are very simple, compact and light.
Especially design of rear sprocket is wonderful.

これはTIMのリアホイール部です。ブレーキやスピードメーターなど全てオリジナルで設計されており、シンプル、コンパクト、軽量にできている。
特にリヤスプロケットの軽量設計は絶品。ラフファイヤリングなど大きなトルクショックが入らない高度なエンジン制御技術があってはじめて成せる技だ。
燃料供給は当然のことながらエアー加圧式のフュ-エルインジェクションだ。 (2000/05/20)
These are TIM's parts of the cowlings. Inside of wheel house are round adapting to the tire surface.
This is the good point to reduce drags of tire aerodynamics. Their techniques are very considerable to the nicety.

これはTIMのカウルの一部です。フロントのホイールハウスの内側は上下共タイヤに合わせて丸く包み込むような形状になっています。回転円板(タイヤ+ホイール)の空力は、ケースに包み込むと1/3に減少するという法則を忠実に作り上げている。
はじめて間も無いチームがこんな細部まで配慮して完璧に作り上げるセンスには脱帽。 (2000/04/17)
This is TIM's engine. This engine is using Atkinson cycle.
Their technology is very unique but theoretical .... And they are so marvelous technicians because they started fuel economy race just in 1997.
But their real performance is top of the world. They made a very sophisticated high performance car without failure. It is a miracle .
We admire their engineering sense.

これはTIMのエンジンです。このエンジンの特徴はアトキンソン サイクルを採用しているところです。
ノッキングのしないスモールボアのエンジンで アトキンソンサイクルが有効かどうかは分からないが、1997年にエコランをはじめたばかりで 世界トップのマシンを作り上げてしまう実力は驚嘆に値する。彼等の技術はとてもユニークだが理論的、また数々の実験検証によって確立されている。
What is that?.  That is TIM's tire teser.

これはなんでしょう? team TIM のタイヤ抵抗測定装置です。
車軸に偏心させたイナーシャを振り子として、何回往復するかでタイヤの転がり性能を比較評価する装置。
この装置がすばらしいのは、実際のレース場の路面で評価できること。
イナ-シャに付いている装置はカウンター。このような独創的なアイデアと理論に基づいたマシン作りによって、TIMは、2000年度世界NO.1の記録3151km/Lを残した。
 
This car was 85 year model of Micro Joule. In 2000,
Micro joule used this very old model because new model was in Hanover Exhibition.
They installed new engine and new radial tires(only 2 rear tire) on it. The record was very good of 2153km/L in spit of bad airodynamics of it.
This also indicated their technology was awfully high. And the gentle man standing right side was professor Philippe Maindru of LYCEE LA JOLIVERIE. He has lead the technician students to the top of fuel Economy race. We definitely think that he is the greatest authority of Shell Ecomarathon in the world.

このマシンは、マイクロジュールの85年モデルです。
2000フランス大会では、新型車をハノーバー展覧会に出展していたため、この古いマシンで参加した。
前一輪、後二輪の特徴的なデザインに新型エンジンと新ラジアルタイヤ(リヤ2輪のみ)を装着し、空気抵抗の大きなこの旧マシンで2153km/Lもの記録を打出した。
彼等の記録はすばらしいが彼等自身は記録よりもプロセスを大切にしており、勝てないとわかっているこの旧マシンでもスタート前にはシャーシーローラーで十分チェックし、調整を終えた上で競技に臨んでいる。
右の紳士は、フィリップマンドフ教授でテクニシャンの卵達を指導して世界トップチームに仕立て上げ、その地位を不動にしている。シェルエコマラソンの権威と言われる方で世界中で最も注目される人だ。

 
  
This machine is the world record car of Micro Joule.
The record is 3486km/L.

3486km/Lの現世界記録を持つMICRO JOULEの新型車(デビューは98年)。
カウルの合わせがどこにあるかわからないくらい精密、高品質に作られており、カーボンとハニカムを巧みに使った車体は、サーキットに展示されていたシューマッハのF1マシンにも、決してひけをとらない芸術的な印象をかもし出していた。
走行抵抗に大きく影響を与えるタイヤは、ミシュランが新開発した 390gの超軽量ラジアルを装着、記録に大きく貢献している。ホイールやステアリングのロッド類もカーボンで製作されおり、軽量化と高剛性を 両立している。
リヤホイールは軽量かつ美しいチタンパイプで支えられて、エンジンとシャーシーに連結されている。
ブレーキは小さな油圧式 ディスクブレーキを搭載。チェーンは、ロスの少ない1段減速。エンジンは完全自作の30cc。
エアー加圧式のフュ−エルインジェクションは、直噴に似たレイアウトであるが、実際のところはポート噴射だ。
エンジンの暖機は電気ヒーターで行なわれ、PCのモニターが何個も並ぶシャーシーローラで性能をチェックされた後、スタートラインに並ぶ。 走行中、エンジンは断熱材のみによって保温されている。
 
He is the world record holder.And at that time he was just 10 years old but his driving was great stable.

流線型の美しいボディーデザインは、長年に渡って行なわれてきた風洞試験によって 導き出されている。
このマシンの完成度は極めて高いが3年経った今、次ぎの新型車のデビューが 待ち遠しい。
 
This machine is 1993 model of Lycee La Joliverie.
The innovative beautiful design and high performance gave the shocking impression to another teams in the world

これは、Micro JouleことLycee La Joliverieの93年モデル。8年前に鮮烈デビュー。
機能的な美しいデザインとダントツの性能は世界中を圧巻した。Lycee La Joliverie :フランスの工科大学。 
フィリップ マンドフ教授率いるMicro Jouleは1987年にフランス大会で優勝して以来、出場する殆どの大会で優勝、世界記録も更新し続けている。省エネレースのリーディングチームである。このすばらしいデザインは日本にも輸入されており、また、ミシュランのサービスコース(競技専用タイヤ)はMicro Jouleで実車テストされた後、一般に提供されるようになるなど、知らなくても我々はこのチームから、何らかの恩恵を受けていることになる。
 
We must say that they are the strongest and the best leading team in the world.

完全自作のエンジンは、エアー加圧式のフュ−エルインジェクションを搭載し、高精度な燃料消費計測を可能にしている。また、大きなドリブンスプロケットにより、ロスの最も少ない一段減速での伝達を実現しているのも特徴的だ。
 
They established marvelous world record of 2687km/L at Silverstone in 1992.

これはFCが92年にオーストラリア遠征に行ったときに入手した写真。
彼等は、2台のマシンをシルバーストーンサーキットに持ち込み脅威的な2687km/Lもの世界記録を打出していた。
この写真は生涯忘れることができない位我々にとってショッキングなことであった。オーストラリアの強豪達も同様にかなりのショックを受けていたようだ。 この記録によって、ミシュランの20インチタイヤ+トレッド500mmのコンパクトなフルカウルボディという高性能な車体作りの新基準が認知されたといえる。
隣の写真は、当時、彼等が使用していたエンジンベンチで、理論、実験に裏付けられたマシンの開発状況がうかがえる。燃料供給は当然のことながら、高精度の燃料計測ができるエアー加圧式のフュ−エルインジェクションだ。